確かに・・・・アスランとなら
          
          今すぐだって、なんだって、
どんとこーーーいっっ
          
          ・・・・・でしたが?


          ・・・・やっぱり、大変ですよ。色々。

          だけど、大丈夫!!

          乗り越えてやります!!
愛の力で!!!(笑)














            ビター・オア・スイート?#21 









          「えっと、今日は式場見に行って段取り聞いて・・・・
          その後・・・・試着して・・・写真撮影して・・・・・」

          と二日後に結婚が差し支えている 
          は今日のハードスケジュールをあたふたして読み上げる。




          「・・・・・・大変だぁ・・・・」

          と呆然と呟くにアスランは溜息をする。


          「だから言っただろ?本当にいいのか?・・・って。」

          「〜〜〜っ!!いいもんっ!大変な方がやりがいがあるって
          ものよっ!!!おっしゃあぁああ!!


          
         
          気合を入れながらソファーを立ち上がる
          アスランは今更ながらに


          (・・・・本当に・・変わっているというか・・・・なんというか・・・)


          ともう既に
驚きを通り越して、感心の域に達する。
          
          しかし、その驚いている対象はあんたの奥さんだよ。
          ・・・とつっこみたくなるのは間違っているのだろうか・・・・・。



          
          「あっ!アスランッ!!車の準備が出来たって!!ほら行くよっ!」

          は、いそいそとスケジュール表をポケットに入れ、アスランの分の
          上着を上着掛けからふんだくる。


          「・・そんな慌てなくても・・・」

          「もうっ!!さっさとしないと、式場の人に迷惑掛けるでしょっ!!
          ほらっ、今日は肌寒いわよ」

          となかなか動きが俊敏にならないアスランに
          痺れを切らし、上着をアスランに着せる。


          「・・・・・・・・・・・・・・・」

          「・・・・・何よ?」

          何故か、赤くなって恥ずかしそうな、くすぐったいような
          そんな視線を黙って送ってくるアスランには眉を潜める。

          
          「え?・・・・あ・・・いやっ!なんでもないっ!!」

          「?」


          (本当に新妻みたいだなぁ・・・とか思ってしまった・・・・)

          
          いや、なんか今更なんだけどさ・・・っ

          本当に・・俺の奥さんになるんだよな・・・。

          なんか色々突拍子も無いけど・・・・。


          ・・・・・なんか、考えるだけで幸せなんだけどさ・・・・

          自覚・・・が全く沸いてこないって言うか・・・・。


          
          「アスラン?」

          「あっ、いやっ!!本当に何でもないんだっ!!」
 
          「・・・・・・・・・・・・・ふぅ〜ん?」

          まじに怪しかったが、これ以上問い詰めても、
          時間が無駄に消えていくだけなのでやめた。











    


          「うわぁ・・・っ白い・・・綺麗・・・・!」

          式場に到着した途端は感嘆の声をあげた。

          さすがはザラととの集合体・・ということもあり、
          海辺の壮大な白い教会だ。


          「あっ!鐘まであるっ!!鐘つきしちゃっていいかなぁっvv」   

          「・え・・・あっ・・・・落ち着けってば・・・!」

          と先程のしっかりモノはどこへ??と言いたくなるほど
          はしゃぐをしっかりと腕を掴んで捕まえる。



          「あっ!ザラご夫妻様ですか?私はお二人の披露宴の
          ウェディングコーディネイターで・・・・ってどうしました?」  

          ぱたぱたと教会から出てきたスーツ姿の女の人は
          見事に固まってしまった二人を見て困惑する。

          物凄いビックなお客様なだけに失礼が無いかと
          心労も一塩だ。


          しかし、そんな心配は無用だった。


          「「あっ・・いえっ!!!なんでもないですっっ!!」」

          と二人同時に叫ぶ。

          そして、何故か二人とも顔が真っ赤で・・・

       
          「・・・・・?・・・そう・・ですか?・・・あ、ではご案内しますね・・・?」

          腑に落ちなさそうな彼女ではあったが
          ここは、あえてスルーした。

          やはり、経験のなせる業・・であろうか。

          だが、まさか二人が


         
          ((・・・夫妻・・・・だって・・・・・・))


          とその言葉にむず痒く恥ずかしい思いをしているとは
          思わないだろう・・・・。

           
          
今更。


                      
          
 

   





      ビター・オア・スイート?#21



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                          はずい・・・・・
                          何やってんのよ。自分・・・とか思っちゃいます・・・・

                          うぉ・・・もう・・これどこまでいったら終わっていいのよ・・・。
                                           (文才のない証拠↑)